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 「戦略経営研究会 研究成果」

 

■ 研究成果(議事録)その3 → 「2008年2月〜2017年5月」


■ 最近(2017年、2016年、2015年、2014年)の主だった議事録

 渡邊智之さん(日本農業情報システム協会 理事長) による
 20170524農業ビジネス研究会「農業ICT革命
      〜日本の農業を魅力あるものにするICT利活用とは〜」

 川添高志さん(ケアプロ株式会社 代表取締役)による
 20170511医療ビジネス研究会「医療人材の育成について
      〜新卒看護師を即戦力として使う秘訣〜」

 神田武さん(NTTデータ経営研究所マネージャー)による
 20170415 xTech研究会「人工知能(AI)とxTechとの関係
      〜国内外の先端事例と未来予測から考える〜」

 渡部哲也さん(株式会社アップルファーム代表取締役)による
 20170401戦略経営研究会第115回「ずっとここで働きたいと言われる会社
       〜6次産業における障がい者の戦力化〜」

 蓮池林太郎さん(医療法人社団SEC 新宿駅前クリニック 院長)による
 20170222医療ビジネス研究会「インターネットマーケティングによる集患戦略」

 及川智正さん(株式会社農業総合研究所 代表取締役社長)による
 20170118農業ビジネス研究会「ITを駆使した農産物流通プラットフォーム」

 加藤忠相さん(株式会社あおいけあ代表取締役社長)による
 20170204戦略経営研究会第114回「あおいけあ流介護〜療養上のお世話ではなく自立支援〜」

 佐々木淳さん(医療法人社団悠翔会 代表医師) による
 20170114地域医療研究会「地域包括ケアと在宅医療の現実と未来」

 良雪雅さん(いおうじ応急クリニック 院長)、菊池亮さん(Fast DOCTOR 代表取締役 医師)による
 20161203戦略経営研究会第113回「夜間救急のマネジメント」

 株式会社セラク みどりクラウド事業部 担当責任者による
 20161129農業ビジネス研究会「IoTで農業を変える「みどりクラウド」」

 高木聡一郎さん(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)研究部長/准教授)
 による
 20161115フィンテック研究会「ブロックチェーンによって世の中がどう変わるか」

 蔦谷栄一さん(農的社会デザイン研究所代表)による
 20161109銀座農業政策塾第5期第6回「農的社会概論」

 蔦谷栄一さん(農的社会デザイン研究所代表)による
 20161005銀座農業政策塾第5期第5回「新規就農を考える人のための有機農業」

 藤田耕司さん(経営コンサルタント、公認会計士・税理士、心理カウンセラー)による
 20161001戦略経営研究会第112回「リーダーのための経営心理学」

 中山達樹さん(弁護士、中山国際法律事務所代表)による
 20160908アジアビジネス研究会「バングラデシュ、カンボジア、ラオス進出における留意点」

 谷脇修さん(株式会社農林水産広報センター代表取締役)による
 20160907銀座農業政策塾第5期第4回「新規就農を考える人のための農地法と農地取得」

 峯啓真さん(株式会社シェアメディカル代表取締役CEO / Architect)による
 20160823医療×IT研究会「HealthTechのいまとこれから 〜メディラインの導入事例から〜」

 亀井善太郎さん(東京財団研究員兼政策プロデューサー)による
 20160901財政研究会「中長期財政推計から見えてきた日本の課題と日本政治のこれから」

 三ツ石将嗣さん(株式会社温泉道場執行役員)、井上温子さん(地域リビング プラスワン代表)による
 20160806戦略経営研究会第111回「リノベーションとコミュニケーション」

 舘博さん(東京農業大学短期大学部醸造学科教授)による
 20160803銀座農業政策塾第5期第3回「しょう油と日本の食文化」

 山本祐也さん(ミライシュハン株式会社代表取締役)による
 20160723フィンテック研究会「日本酒とクラウドファンディング 〜資金調達とファン獲得〜」

 蔦谷栄一さん(農的社会デザイン研究所代表)による
 20160706銀座農業政策塾第5期第2回「地域農業のカギを握るコミュニティ農業」

 林直樹さん(東京大学大学院農学生命科学研究科・特任准教授)による
 20160625農業情報総合研究所「人口減少社会の先進地としての過疎地域」

 神田大樹さん(i.club 気仙沼担当ディレクター)、
 谷島良江さん(一般社団法人気仙沼仕事創出プロジェクト理事)による
 20160604戦略経営研究会第110回「気仙沼の高校生と「食」でつながり支援をつづける」

 蔦谷栄一さん(農的社会デザイン研究所代表)による
 20160608銀座農業政策塾第5期第1回「日本農業の構造と変遷」

 植村春香さん(特定非営利活動法人農業情報総合研究所理事長)による
 20160528農業情報総合研究所「世田谷区と板橋区の子どもの食事情」

 蔦谷栄一さん(農的社会デザイン研究所代表)による
 20160511銀座農業政策塾第5期プレ講座「農的社会をひらく」

 戸上崇さん(PSソリューションズ株式会社農業IoT事業推進部) による
 20160419農業ビジネス研究会「農業×IoT 〜e-kakashiが生産を数字で伝える〜」

 渡部哲也さん(株式会社アップルファーム代表取締役) による
 20160409東北食農研究会「アップルファームの挑戦〜6次産業における障害者の戦力化〜」

 後藤寛勝さん(NPO法人僕らの一歩が日本を変える。代表)、
 渡部秀成さん(LLCつくばリスクマネジメント代表社員)らによる
 20160402戦略経営研究会第109回「18歳選挙権!〜票育とデータに基づく投票行動予測〜」

 杉山智行さん(クラウドクレジット株式会社代表取締役)による
 20160322フィンテック研究会「海外投資型クラウドファンディングの可能性」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)らによる
 20160225銀座農業政策塾/塾生情報共有会「直近の農業・農政をめぐる情勢」

 森田洋之さん(南日本ヘルスリサーチラボ代表)、
 豊田剛一郎さん(株式会社メドレー代表取締役、医師)らによる
 20160206戦略経営研究会第108回「地域医療の現状と課題、IT活用」

 佐藤恵さん(佐藤クリニック院長)による
 20160123地域医療研究会「板橋区高島平における地域医療と連携」

 横尾俊成さん(NPO法人マチノコト代表。港区議会議員)、
 吉高美帆さん(CCJ(Community Crossing Japan)共同代表)による
 20151215戦略経営研究会第107回「首都直下地震の時に頼れるビジネスパーソンになるための方法」

 越智隆雄さん(衆議院議員) による
 20151130農業政策研究会「都市農業の役割と基本法制定」

 片柳義春さん(なないろ畑代表) による
 20151114農業ビジネス研究会「CSA/コミュニティの力で農場を作り、運営していく農業!」

 小林寛利さん(ベジモ代表)による
 20151017農業ビジネス研究会「有機野菜によるお客様とのつながり」

 蔦谷栄一さん(農的社会デザイン研究所代表)による
 20151013森林環境保全研究会「地域資源活用で中山間イノベーション!」

 渡辺浩志さん(株式会社キッチンスターター代表)による
 20151006士業ビジネス研究会「飲食店立上げのための新しい資金調達の方法」

 三原岳さん(東京財団 研究員兼政策プロデューサー)による
 20151003戦略経営研究会第106回「コミットしたい!公的医療保険」

 三浦隆弘さん(「なとり農と自然のがっこう」主宰) による
 20150905東北食農研究会 「名取のセリと消費者とのつながりづくり」

 山木幸介さん(三つ豆ファーム代表)、千田弘和さん(三茶ファーム代表)による
 20150827農業ビジネス研究会 「対談!若手野菜農家×若手八百屋」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)らによる
 20150722銀座農業政策塾第4期本編第6回「今、農的社会デザインの時」

 山内恒人さん(アクチュアリー) による
 20150801戦略経営研究会第105回「低金利・低成長時代における生命保険会社の商品開発」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20150708銀座農業政策塾第4期本編第5回「コミュニティ農業時代の担い手問題」

 金野太一さん(株式会社AWESOME JAPAN 代表取締役)による
 20150625士業ビジネス研究会
 「米国のクラウドファンディング「Kickstarter」でコンテンツを発信するには?」


 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20150617銀座農業政策塾第4期本編第4回「環境保全型農業、そして有機農業」

 小川悠さん(i.club代表)、
 成宮崇史さん(特定非営利活動法人底上げ理事)、
 増田悠太朗さん(一般社団法人気仙沼仕事創出プロジェクト理事) による
 20150606戦略経営研究会 第104回
 気仙沼応援企画「気仙沼の高校生による食を通した未来のまちづくり


 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20150520銀座農業政策塾第4期本編第3回「コミュニティ農業と日本農業」

 斉藤総幸さん(栃木県農政部河内農業振興事務所)による
 20150425農業ビジネス研究会 「農地取得の現状とサポート事例」

 北原茂実さん(医療法人社団KNI理事長) による
 20150404戦略経営研究会 第103回 17周年記念!
 「病院がトヨタを超える日 〜公的医療保険制度はほんとうに大丈夫?〜」


 沼田健彦さん(株式会社ワンモアCEO)による
 20150319士業ビジネス研究会
 「クラウドファンディングのビジネスモデルはプラットフォーム会社の経営者に聴いてみる」


 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20150318銀座農業政策塾第4期本編第1回「農政の展開と農産物の輸入自由化」

 新田哲史さん(企業広報アドバイザー/コラムニスト)による
 20150312現代政治戦略研究会
 「地方政治に普段興味のないビジネスパーソンが統一地方選でスパッと投票する方法」


 谷脇修さん(株式会社農林水産広報センター代表取締役、元全国農業会議所事務局長)による
 20150225銀座農業政策塾第4期基礎編第2回「農地をめぐる基礎知識」

 大場紀章さん(一般社団法人JDSC主席研究員)による
 20150207戦略経営研究会「逆オイルショック!〜シェール革命と米国の未来〜」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20150204銀座農業政策塾第4期基礎編第1回
 「食と農をこれから学びはじめたい人のための日本の農業の基礎知識」


 高橋直樹さん(伸萠ふゆみずたんぼ生産組合)による
 20150131東北食農研究会「ふゆみずたんぼ」が人と自然をつなげる 
 〜大崎市蕪栗沼の農家の取組みと企業との連携〜」


 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表) による
 20150121銀座農業政策塾第4期プレ講座「食と農に興味のある人のためのTPP、農協改革、企業参入」

 久松達央さん(株式会社久松農園 代表取締役)による
 20141220農業ビジネス研究会/トークイベント「小さくて強い農業をつくる」

 田中美咲さん(防災ガール代表)、横尾俊成さん(NPO法人スタンバイ代表。港区議会議員)、
 伊丹さおりさん(CCJ(Community Crossing Japan)スタッフ)による
 20141206戦略経営研究会「首都直下地震のときに頼れるあなたになるための3つの方法」

 茂木正光(農業情報総合研究所研究員、行政書士・司法書士)による
 20141126農業ビジネス研究会「農地を耕作したい人にいかに流動させるか?」

 関信司さん(特定非営利活動法人ドットジェイピー)による
 20141120士業ビジネス研究会「クラウドファンディングにおけるプロジェクトの企画や達成のポイント」

 遠藤ちひろさん(多摩市議会議員)、伊藤大貴さん(横浜市議会議員)による
 20141106現代政治戦略研究会「市議会議員に転職しました」

 後藤寛勝さん(大学生/NPO法人僕らの一歩が日本を変える。副代表理事兼事務局長)による
 20141009U-30コミュニケーション研究会「僕らの一歩が日本を変える。」

 戦略研/運営委員による
 20141004戦略経営研究会「100回記念ディスカッション! 2024年の日本を戦略的に予測する」
 資料「日米中の人口比較」PDF

 茂木正光さん(行政書士・司法書士)、阿部尚武さん(税理士) による
 20140904士業ビジネス研究会「クラウドファンディングの法制度と税務」

 山田好恵さん(株式会社一ノ蔵マーケティング室室長)による
 20140830東北食農研究会「一ノ蔵が取り組む日本酒のマーケティング
 〜国内における日本酒ファンを広げる取組み〜」


 市ノ澤充さん(政治山カンパニー シニアマネージャー)による
 20140806現代政治戦略研究会「政治・選挙でのネット活用 〜数字・データから読み解く〜」

 林直樹さん(東京大学大学院農学生命科学研究科・特任助教)
 齋藤晋さん(NPO法人国土利用再編研究所 副理事長)による
 20140802戦略経営研究会「人口減少社会とマーケット予測 
 〜過疎地域からはじまる戦略的再編をベースとして〜」


 大嶋康司さん(株式会社大嶋農場 代表取締役)、
 小池理雄さん(有限会社小池精米店 三代目)による
 20140715農業ビジネス研究会「お米対談!
 〜お米農家さんとお米屋さんから見たお米のマーケティング〜」


 松浦伸也さん(すみだ青空市ヤッチャバ代表) による
 20140708 U30コミュニケーション研究会「地域コミュニティをいかにつくるか? 」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20140618銀座農業政策塾第3期第6回「農的社会デザイン概論」

 はやてさん(プロレスラー。NPO法人チャレンジいたばし理事長)による
 20140607戦略経営研究会「プロレスに学ぶチームビルディング」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20140521銀座農業政策塾第3期第5回「有機農業と都市農業 コミュニティ農業の具体的展開」

 渡邊秀成さん(LLCつくばリスクマネジメント) による
 20140514士業ビジネス研究会「専門家のためのコミュニケーション・スキル」

 2015年統一地方選盛り上げシリーズ!
 河井しほさん(中央区議会議員)、清家あいさん(港区議会議員) による
 20140510現代政治戦略研究会「若手地方議員の仕事 
 〜地域課題の発見と共有のためのコミュニケーション〜」


 野村知司さん(合同会社新伸風土代表(やさいやふうど))
 千田弘和さん(株式会社アシタバ地球号代表取締役(三茶ファーム)) による
 20140409農業ビジネス研究会「若手八百屋対談 〜八百屋を起業してお客様に伝えたいこと〜」

 大西立顕さん(東京大学大学院情報理工学系研究科准教授)による
 20140405戦略経営研究会「ビックデータによる経済・社会現象の解析」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)、
 谷脇修さん(株式会社農林水産広報センター代表取締役、元全国農業会議所事務局長)による
 20140319銀座農業政策塾第3期第3回「日本農政のポイント 〜農地法と農協〜」

 尾上健さん(杉並区産業振興センター都市農業係)による
 20140313危機研×農業研「都市農業のすごい役割 
 〜杉並区の都市農地による地域コミュニティつくりと多面的機能〜」


 菊地守さん(農業生産法人みちさき代表)による
 20140308東北食農研究会「ITを活用した野菜の生産 〜野菜の安定供給の確立と海外輸出の検討〜」

 石橋哲さん(わかりやすいプロジェクト(国会事故調編)代表)による
 20140226戦略研/特別研究会「「原発事故」「国会事故調」からみえるモノ」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)らによる
 20140220銀座農業政策塾第3期第2回「コミュニティ農業、農的社会の実践例」

 吉永貴大さん(弁理士 博士(国際バイオビジネス学))による
 20140219士業ビジネス研究会「アグリビジネスにおける知的財産権の成功事例」

 戸川武則さん(外資系戦略コンサルタント)による
 20140208戦略経営研究会「3Dプリンター市場の現状と今後の展開」

 蔦谷栄一さん(農林中金総合研究所客員研究員、農的社会デザイン研究所代表)による
 20140121銀座農業政策塾第3期第1回「日本農業の構造と問題点」



 20100612戦略研「アメリカの政策シンクタンク」議事録(PDF版)
 発表者:横江公美氏(博士 (政策)、政治アナリスト)
  (下記にテキスト版あります)

■ 戦略研提言レポートページ(No.1〜No.12)

  戦略研提言レポートNo.1
 
  「会計検査院改革の必要性」(PDF版)

  戦略研からの提言「2018年日本の戦略」(20100403戦略研73rd議事録)(PDF)

  日本復興委員会レポートNo.1 「20110619 ICT復興支援国際会議 報告書」(PDF版)
  

■ 研究成果(議事録)その1 「1998年4月〜2004年12月」
■ 研究成果(議事録)その2 「2005年2月〜2007年12月」


■ 20100612戦略研「アメリカの政策シンクタンク」議事録

日 時:2010年6月12日(土) 15:00−18:00
場 所:東京・銀座 銀座会議室
テーマ:「アメリカの政策シンクタンク」
発表者:横江公美氏(博士 (政策)、政治アナリスト)
参加者:参加者 29人(発表者除く)
(銀行員、戦略コンサルタント、財務コンサルタント、官公庁職員、自治体職員、団体職員、マスコミ、
NPO法人理事長、会社員、経済評論家、司法書士・行政書士、大学生、ライターなど)


代表挨拶:代表より挨拶、戦略経営研究会及び講師、講演の趣旨の紹介

近況報告(主なもの):
・官公庁で勤務し、若手官僚の会を運営している。本日はアメリカの政策シンクタンクが如何なるビジネスモデル
で経営をサスティナブルなものにしているか、うかがってみたい。
・マーケティング会社で選挙マーケティングをやっている。本日は以前からシンクタンクに関心があり参加した。
・コンサルタントをしている。政府からの業務を受注することもあるがシンクタンクのように政府に政策提言するまで
に至っていない。この講義を機に日本におけるシンクタンクの可能性について考えてみたい。
・非常勤でシンクタンクの研究員をしたことがある。今回はシンクタンクの本場 アメリカの話が聞けるということで
楽しみにしている。

※当日は官公庁関係者、マスコミ、コンサルティング、学生等からの参加が多く、シンクタンクのビジネスモデル、
アメリカのシンクタンクのリクルートメントと人的な流動性、政策立案への関与等への関心の声が多数あった。

発表:「アメリカの政策シンクタンク」
講演趣旨:
アメリカでは、政策議論の背景の1つにシンクタンクの存在がある。
日本の政策議論を活性化するためには、何が必要なのかを前提に、アメリカのシンクタンクの役割から限界に
ついて、下記のとおり講演を行なう。
1. アメリカのシンクタンクとは何か
2. シンクタンクの役割
3. 新・情報メカニズム(電子政府におけるアメリカのシンクタンクの新たな役割)


1-1.アメリカのシンクタンク(代表例)
ブルッキングス研究所
AEI
ヘリテージ財団
ランド研究所
CSIS:戦略国際問題研究所
CFR:外交問題評議会
アーバン研究所
アメリカ進歩研究センター
 →アメリカ進歩研究センターが新顔にて、馴染みが薄いかも

1-2.シンクタンクの定義
シンクタンクの明確な定義がある訳ではないが、自分(横江氏)なりに定義すれば・・・。
○501(C)3(免税特権)を持つ組織であるということ。
→501(C)3を取得するのに時間がかかるので大学という形式を採ることも
・非営利・中立(政党に属さない;しかし、思想(保守/リベラル)は明確にする)・理事会(Board )がある
・教育・研究に使命を持った組織
・金儲けを一義とする組織ではない
 →しかし、シンクタンク的な経営努力は必要。たとえば、赤十字のトップは、金を引っ張ってこれる人がなる
 →アメリカも個人の寄付はさほど多くはない。ただし、大金持ちの存在が大きい
・アドボカシーはするが、ロビーイングはできない
→ただし、「ご説明」は構わない

→日本に政策シンクタンクを導入する場合、その組織形態は株式会社でも、大学でも個人でも構わないだろう。
但し、経営を継続させなければならないことと、やりたいことと収益の入る事業が一致するとは限らないことを
念頭に置く必要がある。
 →アメリカのシンクタンクは、政治、行政、企業のエリートの集団であり、また、高級サロンの位置づけ。
いかに自身の価値を高めるかの努力が行なわれている。

1-3.501(C)3の組織
○設立目的に1つ以上含む(以下を)
 慈善事業、教育、科学的調査、出版、公共的安全に関する実験、国内・外国でのスポーツ親善試合、
子供と動物の保護など。
・慈善事業であれば・・・。
 貧困・困窮・恵まれない人々・組織・社会・地域の救済、宗教の促進、教育と科学の振 
 興、公的な建物・モニュメントや作品の制作と維持、政府の負担の軽減、偏見や差別の除去、人権や市民権の
法律による擁護、地域の悪化や少年犯罪との闘い
 などである。

1-4.501(C)3が認める活動
○501(C)3がロビー活動とみなさない活動(シンクタンク活動)
・党に所属していない分析、研究、調査
・幅広く社会問題、経済問題、その他の問題に調査したり議論すること
・政権や小委員会からの文書によるリクエストにこたえる意味での専門的なアドバイスや援助を提供すること
・当該団体の税制に関わる議論についてコミュニケーションすること
・以下の2つの目的で政府関係者とコミュニケーションをとること
 (A)議論されている法案に影響を及ぼすためのコミュニケーション
(B)立法への影響が第一の目的であるコミュニケーション

→アメリカの政策シンクタンクは、「お金集め」を何よりも考えている。お金が集められるのは、政策シンクタンクが
支持されている証拠と考えている。
→大学のお金や、政府のお金(税金)を、政策シンクタンクに回す。

1-5.シンクタンクの発展
→シンクタンクが最も活躍したのは第二次世界大戦

第二次世界大戦以前:中立的なブルッキングス研究所、CFRが設立
冷戦開始:政府の肝いりでランド研究所が設立
政府のセキュリティシステムの開発に関与。技術系や、データベースなど基礎研究に強み。保守系の
有力シンクタンクに
→ランドの想像力やストーリーテリングは素晴らしい
1960年代:民主党系関係者によりアーバン研究所が設立
1970年代:保守系のヘリテージ財団設立
→議員を説得する活動(アドボケード)を展開
1990年代:シンクタンクが第五の権力と称されるようになる
2003年:資産家たちが保守系シンクタンクに資金を投入し、保守系シンクタンクが強い基盤を持つようになったのに
対して、ジョージ・ソロスらリベラル系の人々が、新聞広告で寄付を募りリベラル系シンクタンクとして
「アメリカ進歩研究センター」を設立

1-6.シンクタンクのビジネスモデル
→資金と研究、そしてフィードバックの流れについて
→政府からの資金提供(委託研究費)が実は一番多い

寄付(個人・企業):ヘリテージ、AEI
 →思想色と寄付額との相関がある
研究助成(財団):ブルッキングス
委託研究(政府):ランド、アーバン

→日本においても、企業や、財団、政府からの資金提供が重要ではないか。

なお、アメリカのシンクタンクはビジネスも行なっている(金額は相対的には少ないが)
たとえば、レンタルオフィス、出版事業、ケータリングサービスを行うこともある。

2.アメリカ型シンクタンクの役割
○立法補助 
→議会が間違ってはいけない、また、議会・スタッフは忙しいので代わりにに。
・公聴会でのスピーチ
・研究レポートの作成
・勉強会の開催
・人材の供給(回転扉)
 →実務に携わった人が、政策研究を行なうことで、政策研究の質が向上する
○政府とマスコミの間のメディア的存在
 →政府情報をマスコミ用に解説
 →マスコミ向けのシンポジウムを開催。力を入れている
 →電子政府により1次情報が大幅に増える。1次情報の整理整頓を行なう
 →1次情報の加工の役割。データベース化を行なう
 →したがって、電子政府がアメリカのシンクタンクに新たな役割を与えることに。さらに、よりマスコミへ
登場するようになった
○有権者教育
・シンポジウムの開催、出版物刊行、サイト運営

3.電子政府の構築によるアメリカの政策シンクタンクの「今後の新たな役割」(まとめ)
○電子政府
・議会情報のデータベース「Thomas」
 →どの法案に賛成したか、反対したかなどの全ての情報
・行政情報のデータベース「FOIA」、「NARA」
 →研究者の情報源となっている。無料あるいは安価
・政治資金に関するデータベース「Open secrets」
 →政治資金に関わる領収書のPDFが全て掲載されている
 →技術者セクションとPRセクションで構成されている

→電子政府の構築により公開される議会・行政・政治資金の情報が大幅に増加している。
→シンクタンクはこれらの情報のプロセッサーとして、データベースを作る新たな役割が与えられている。
→日本においても、1次情報の整理整頓が大きな役割になる。
→面倒くさいが、データベースの構築は社会の役に立つはず。


質疑応答:・・・


代表からまとめ:
アメリカの政策シンクタンクについてお話しいただきました。政策シンクタンクに高い関心を持つ方が参加された
わけですが、それではなぜ日本に政策シンクタンクがないか、あるいは少ないかということになります。
まず、制度が足りないというのが一つ、ついで、政策シンクタンクの必要性への啓蒙が足りないというのが
もう一つ。


参照:
Pacific21 横江公美氏2010年6月12日講演資料「アメリカ政治とシンクタンクの役割」




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